SyFuのEVTとは?SFT・Econとの違いと入手方法、使い道を解説
SyFuのEVTは、チェックインと決済データを紐づけるBINDで発掘されるユーティリティトークンです。長期トークンのSFT、ゲーム内通貨のEconとの役割の違い、EVTの入手条件と使い道、発行と上限の考え方を、公式ドキュメントをもとに整理しました。
SyFuのEVTは、チェックインと決済データを紐づける「BIND」で発掘される、ゲーム内で使うためのユーティリティトークンです。SyFuにはほかに、エコシステム全体の価値を蓄積する長期トークンの「SFT」と、アプリ内だけで使うゲーム内通貨の「Econ」があります。この記事では、公式ドキュメントをもとに、3つの役割の違いと、EVTの入手方法・使い道、発行と上限の考え方を整理します。
EVTとSFTとEconの役割と違い
公式ドキュメントによると、SyFuは「2つのオンチェーントークン」と「1つのゲーム内通貨」を採用しています。オンチェーントークン(ブロックチェーン上のトークン)がSFTとEVT、ゲーム内通貨がEconです。
| 項目 | EVT | SFT | Econ |
|---|---|---|---|
| 種類 | ユーティリティトークン(オンチェーン) | エコシステムトークン(オンチェーン) | ゲーム内通貨(アプリ内残高として管理) |
| 役割 | ゲーム内で「回す」ための燃料 | 長期的なエコシステム価値の受け皿 | ゲーム内の主要アクションに使う内部通貨 |
| 主な入手方法 | BINDによる発掘(Mini以降、条件あり) | 配分方法、数量、時期は、決定後に公式から知らせるとされています | Mini(Lv3以上)からBINDで獲得。クレジットカードでの購入も可能 |
| 主な使い道 | Breed、寿命回復、EVT Commitment Lock など | 将来的に多様な場面での利用が想定されています | NFT育成、修理、チェックイン回復、Breedコスト など |
| 外部での取引 | 「DEX取引予定あり」とされています | 公式ドキュメントに記載は見当たりません | できません |
SFTとEVTを分けている理由について、公式ドキュメントは「ゲーム内で大量に出入りするトークンが、投機の波に直接さらされると、ゲーム体験と経済が壊れやすい」と説明しています。役割を分けることで、ゲームの使いやすさと、エコシステムの安定性を両立する考え方です。
SFTについてわかっていること
SFTは、エコシステム全体の価値を安定的に蓄積するための長期トークンと位置づけられています。対象者は、長期ホルダーやコミュニティの中心的参加者です。使い道については、「将来的に多様な場面での利用が想定されています」という説明にとどまっています。
SFTの入手について、公式ドキュメントで確認できるのは次の点までです。EVT Commitment Lockのページには、Contribution Score(EVTのLockで積み重なるスコア)が「将来のSFTアロケーションを決定する評価基準の一つ」と書かれています。ただし、具体的な配分方法、数量、時期は、決定後に公式から知らせるとされています。
EVTの入手方法
EVTは、保有しているだけで増えるタイプのトークンではありません。チェックインと決済データを紐づけるBINDを通じて、「発掘(獲得)」されます。BINDの基本は、SyFuの始め方ガイドで説明しています。
発掘できるようになる条件
EVTを発掘できるのは、MANEKINEKOがMini以降の成長段階に育っている場合だけです。最初の段階のPodは対象外です。そのうえで、対象店舗で次の条件を満たす必要があります。
- 同一店舗で、累積$20以上の決済
- 同一カード(同一決済手段)で、2回以上の決済とBIND
条件を達成してから承認まで、24時間かかります。承認が完了すると、その店舗でEVTの発掘が可能になります。
SyFu Cardを使う場合は、条件が緩和されます。同一店舗で累積$10以上、同一SyFu Cardで1回以上の決済とBINDです。
成長段階について詳しくは、MANEKINEKOのガイドを見てください。このサイトの招き猫一覧では、成長段階で絞り込んで、MiniやPrimeの子を探せます。
発掘後のクールダウン
EVTを発掘すると、24時間のクールダウンが発生します。クールダウンが終わったあと、もう一度その店舗でチェックインとBINDを行うと、EVTを獲得できます。
EconとEVTはどちらか一方を選ぶ
EconとEVTは、どちらか一方を選んで受け取ります。EVTの発掘条件を満たした場合でも、選択は1つのみです。条件を満たしていない場合は、自動的にEconが付与されます。
選ぶタイミングの書き方について
どちらを受け取るかを選ぶタイミングは、公式ドキュメントのページによって「チェックイン時」と「BINDを実行するとき」の2通りの書き方があります。実際の操作は、アプリの画面で確認してください。
EVTの使い道
公式ドキュメントは、EVTを「使われるため」に設計されたユーティリティトークンと説明しています。主な使い道は次の4つです。
- Breedなどのゲーム機能
- 一部機能の支払い
- 寿命回復などの循環アクション
- EVT Commitment Lock
Breedは、新しいMANEKINEKOを生み出す仕組みです。Breedで使用されたEVTはロックされ、その一部はバーン(消滅)されます。公式ドキュメントでは、例として「ロック + 7.5%バーン」が挙げられています。必要なEVTの量は、Breedのガイドにまとめています。
EVT Commitment Lockは、保有するEVTを一定期間Lockし、数量と期間に応じてContribution Scoreを積み重ねる常設プログラムです。期間は90日・180日・360日から選び、250 EVT単位でLockします。
Commitment Lockは途中で解除できません
Lockが成立したあとは、選んだ期間が満了するまで途中解除できません。満了後もEVTは自動では戻らないため、自分でUnlockを実行する必要があります。
なお、「報酬の基本」のページには、EVTの用途として「Econ購入」と「アイテム利用」も挙げられています。一方で「トークン設計の全体像」のページでは、EVTでのEcon購入は「今後追加予定」とされています。
EVTの発行と上限の考え方
EVTは、決済データのBINDに連動して発掘されます。公式ドキュメントは、「ユーザーが参加している限り無限に増える」設計ではないと説明しています。増え方は、プール構造(どこから出るか)、上限設計(どれだけ出せるか)、難易度調整(どのペースで出るか)の3つで制御されています。
| 仕組み | 内容 |
|---|---|
| プールの二層構造 | EVTは「国別プール」と「店舗プール」で管理されます。発掘可能量は、国ごと・店舗ごとに管理されます |
| 1店舗あたりの上限 | 1店舗あたりの最大埋蔵量は5,000 EVTです。各店舗に設定された理論上の上限です |
| ステージ解放 | ステージ1で解放されるのは500 EVTのみです。以降は、エコシステム指標に応じて+2%〜10%ずつ段階的に解放されます |
| 難易度の自動調整 | 国プールの発掘率が50%、75%、90%を超えるごとに、発掘効率が抑制されます |
国別プールは、その国でアンロックされた店舗に埋蔵されたEVTの合計で構成されます。そのため、各国のプールには理論上の上限(ソフトキャップ)があります。店舗プール側の発掘権をアンロックするのが、Right Scroll(発掘権NFT)です。
使う側にも、供給を絞る仕組みがあります。掘れる(供給)、使われる(消費)、消滅する(バーン)が、同じゲームループの中に組み込まれています。こうした設計から、公式ドキュメントはEVTを「実質有限」と表現しています。
Econの位置づけ
Econは、アプリ内で利用する内部通貨です。アプリ内残高として管理され、外部での取引はできません。
主な使い道は、NFT育成、修理、チェックイン回復、Breedコストです。福袋(アイテムBOX)の開封にも使うとされていますが、福袋機能は現在未実装です。Mainnet β(オープンβ版)の公開後に、段階的にリリース予定とされています。
入手方法は2つあります。
- BINDで獲得する。獲得できるのは、MANEKINEKOがMini(Lv3以上)になってからです
- 購入する。アプリ内やSyFuマーケットプレイスで購入できます。クレジットカードで購入でき、EVT・BNB・SFTでの購入は「今後追加予定」とされています
知っておきたい注意点
公式ドキュメントのEVTの章には、「価格の保証や投資助言を目的としたものではありません」という免責が書かれています。暗号資産には価格変動リスクがあります。この記事も、仕組みを理解するための整理として読んでください。
また、次の4つは、公式ドキュメントでも「予定」や「決定後に案内」とされている段階です。
- EVTのDEX取引(DEXは分散型取引所のこと)
- EVT・BNB・SFTでのEcon購入
- 福袋(アイテムBOX)機能
- SFTの具体的な配分方法、数量、時期
ステージ解放の指標や比率も、将来調整される場合があるとされています。
まとめ
- EVTは、BINDで発掘されるユーティリティトークンです。Breedや寿命回復などに使います
- SFTは、エコシステム全体の価値を蓄積する長期トークンです。配分方法や時期は、決定後に公式から知らせるとされています
- Econは、アプリ内だけで使うゲーム内通貨です。外部での取引はできません
- EVTの発掘には、成長段階と店舗ごとの条件、24時間のクールダウンがあります
- EVTの増え方は、プール構造、上限設計、難易度調整で制御されています
出典
- 7.1 トークン設計の全体像
- 7.2 SFT(エコシステムトークン)
- 7.3 EVT(ユーティリティトークン)
- 7.4 EVTの発行と循環(Economics)
- 7.5 EVTの獲得方法(BINDと発掘)
- 7.7 EVTが「実質有限」な理由(ソフトキャップ/ステージ解放)
- 7.11 EVT Commitment Lock
- 5.1 報酬の基本(Econ / EVT)
この記事は、SyFu の公式ドキュメントをもとにファンがまとめた非公式の解説です。仕様は変更されることがあります。最新の情報は公式ドキュメントで確認してください。(内容の最終確認日: 2026年10月4日)